【奈良県】グランピング3施設(五條・天川村・桜井)

奈良県のグランピング施設を紹介します。

■奈良県のグランピング事情

歴史的な観光資源が多く、日帰り観光では賑わっている奈良県。
ただ、「奈良県にはホテルが少なくて観光消費額が小さい」という問題指摘が多いのが実際のところです。

今回、グランピング施設の調査をしてみたところ、関西2府4県でも最も少ない3か所のグランピング施設しかありませんでした。

滋賀県米原市の「グランエレメント」や京都の るり渓温泉「GRAX」 のように、メジャーな観光エリアではない場所でも人気グランピング施設は誕生しています。
今後、奈良県でも人気グランピング施設が誕生することを期待しましょう!

 

■奈良県のグランピング3施設の紹介

 

1.Caféこもれび(グランピング)

奈良県の五條市は市町村別の柿の生産量が全国1位だそうです。
五條市の「cafeこもれび」のオーナーは五條市で150年続く柿農家でもあります。
「cafeこもれび」は、10席ほどの小さなお店はでありますが、自家製の野菜をトッピングしたピザが評判でテレビなどのメディアにも取り上げられている人気店です。

その柿農家&カフェのオーナーが地元、奈良県五條市の活性化のために、グランピング施設を企画。
クラウドファンディングなどの協力を得て、ついに2020年7月に、グランピングがオープンしました。

画像出典:柳澤果樹園 HP

五條市は人口29,000人ほどで、高齢化と人口減少が続いています。
その五條市には観光客を受け入れられる施設が少ないことが問題で、地域活性化には宿泊施設が必要だというのが、オーナーの持論。

BBQ施設の利用は、1日1組限定。
価格は25,000円(税抜)です。
利用可能時間はAM11:00〜PM18:00で、最大12名まで利用可能です。

食材は持ち込みが原則ですが、ご希望があれば、買い物の代行もしてくれるそうです。

テント宿泊施設を併せて利用する場合は、35,000円(税抜)が必要です。
利用可能時間はAM11:00〜翌朝AM10:00となっています。

テント宿泊は最大4名まで可能(テント持ち込みの場合1階部分のスペースで宿泊可能、別途料金はかかりません)

お風呂は隣接するカフェの2階にジャグジーがあるのでこちらを利用することができます。

柿農園のど真ん中にグランピングテントと透明なドームテントが設置され、星空を眺めて、ぼんやりしながら焚き火もできる雰囲気にしたいとのこと。
自然をダイレクトに体感できるグランピング施設になりました。

 


  • 施設名:Caféこもれび(グランピング)
  • エアコン・トイレ
  • お風呂・シャワー:カフェ2階のジャグジーを使用
  • 料金
  • 子連れ・幼児:-
  • ペット・犬:-
  • 住所①:奈良県五條市西吉野町湯塩210(カフェこもれび)
  • 住所②:奈良県五條市西吉野町湯塩221番地(建設予定地)
  • アクセス(電車):JR五条駅から奈良交通バスで20分

 

2.グランピングサイト「NATURA」(天の川青少年旅行村)

2018年7月21日オープン。
天の川青少年旅行村にオープンした奈良県初のグランピング施設です。

グランピングサイト「NATURA」は、屋根付きテラスにグランピングの定番であるコットンテント、Weber BBQコンロ、有名アウトドアブランド製家具が配されたグランピングサイトです。
もちろん、アメニティやタオルなども完備されており、ワンランク上のキャンプを体験することができます。

グランピングサイトの定員は4名。
他にも天の川青少年旅行村には、コテージとバンガローがあり、コテージのキッチンには大型のシステムキッチンが完備されています。
グランピングサイトのテント内には、トイレ、シャワーはありませんので、共同の施設を使用。
食材は持ち込み自由で、Weber BBQコンロにて本格BBQが楽しめます。

日帰りグランピング、宿泊グランピングともに可能。
グランピングの利用者には、「川遊びセット(ライフジャケット、ボート、浮き輪、釣竿など)」、「みずはの湯」、「川魚塩焼きセット」などの特典がついてくることもおすすめのポイントです。
天の川青少年旅行村は川遊びのメッカなので、嬉しい特典です。
天の川青少年旅行村の魚釣りはカワムツ・ハヤ・ウグイなどが釣れます。釣った魚をBBQの食材にすることも可能。

屋根付きテラスのあるグランピングサイト「NATURA」

画像出典:グランピングサイト「NATURA」(天の川青少年旅行村) 公式HP

宿泊グランピングのチェックインは14:00、チェックアウトは10:00。
日帰りグランピングの利用時間は12:00~21:00となっています。
料金は1サイト40,000円が基本料金(2名まで基本料金に含む)、これに加えて人数や時期によって金額の増減が発生します。3名以上から料金が加算されます。(2名でのご利用は増額なし。)

周辺観光には面不動鍾乳洞があります。
天川薬湯センター「みずはの湯」は川に面した露天風呂がとても気持ちいい温泉です。
定休日は木曜日で、営業時間は20:00までなので、スケジュール調整は慎重に。


  • 施設名:グランピングサイト「NATURA」(天の川青少年旅行村)
  • エアコン・トイレ:エアコンなし、トイレは共同
  • お風呂・シャワー:シャワーは共同
  • 料金:40,000円(基本料金)、3名以上から別途利用料が必要
  • 子連れ・幼児:川遊びができる
  • ペット・犬:可
  • 住所:奈良県吉野郡天川村庵住78(天の川青少年旅行村)
  • アクセス(車):京奈和自動車道、五條IC下車、60分

 

3.Glamping & Restauran 一凛(奈良県桜井市)

2019年4月9日に関西初のグランピングとレストランの複合業態としてオープンした「Glamping & Restauran 一凛」。
奈良県桜井市の日帰りグランピング施設です。

夕暮れのグランピングinGlamping & Restauran 一凛

Glamping & Restauran 一凛公式HPより

 

Glamping & Restauran 一凛は洞川キャンプ場の運営も行っており、キャンプやグランピングに必要なギアにも精通しているのが特徴です。

実際に「OUTDOOR ONE」では、キャンプやグランピングのスタイルに合わせた用品をラインナップしており、本格的なキャンプが好きな方にも喜ばれています。

ギアの購入前にグランピングレストランや洞川キャンプ場でレンタルして、使用感を確かめられることも人気のポイントになっています。

グランピングレストランの座席数は合計で90席。そのうち、屋内が58席、アウトドアが体験できるグランピング用が32席となっています。


  • 施設名:Glamping & Restauran 一凛(奈良県桜井市)
  • エアコン・トイレ:日帰り施設(共同トイレ)
  • お風呂・シャワー:日帰り施設なので、無し
  • 料金:メニューによる
  • 子連れ・幼児:可
  • 住所:奈良県桜井市浅古290
  • アクセス(電車):JR・近鉄大阪線「桜井駅」よりタクシーで9分
  • アクセス(車):西名阪自動車道、郡山ICより30分

 

◆こちらもおすすめ◆

【伊勢志摩】三重県のおすすめグランピング施設11選【2022年最新版】

和歌山・白浜のグランピングおすすめ7選 ドームテントやプール付ヴィラも【2022年夏最新情報】

【大阪】グランピング9施設まとめ(日帰りグランピングも)

関連記事

  1. 【おすすめ】関東グランピング施設 ドームテントに泊まれる人気12施設

  2. 杓子山ゲートウェイキャンプ入口

    富士山ビューの山梨グランピング「杓子山ゲートウェイキャンプ」を30枚の画像で一挙紹介

  3. グランドーム神戸天空パース

    【どこよりも早く最新情報】2020年夏オープンの関西グランピング特集(予約は“リゾグラ”で)

  4. Camping・GREENは、森の中で素敵な時間を過ごせます。

    千葉のグランピング施設で安い料金で楽しめる施設9選

  5. 豊洲ワイルドマジックは大都会の中のグランピング施設

    【東京】グランピング(奥多摩・あきる野・23区)おすすめ宿泊4施設&日帰り8施設

  6. 無人島気分が味わえるプライベートグランピングREN VILLAGE

    関東グランピング!10人以上のグループ・大人数・団体向き施設10選