2020年春オープンのグランピング 伊豆シャボテン・千葉バンブーフォレスト

 

2020年開業のグランピング施設情報を2件、ご紹介します。

1件目は静岡県伊豆市の伊豆シャボテン公園に隣接した場所にオープンする「伊豆シャボテンヴィレッジ内のグランピング施設」。2020年2月16日(日)にオープンします。

2件目は千葉県市原市のふれあい動物園「サユリワールド」に併設のアニマルグランピング「THE BAMBOO FOREST(ザバンブーフォレスト)」。2020年春のオープン予定です。

 

■2020年最新情報、グランピングのメッカの静岡・千葉でNEW施設の開業情報

グランピング施設のオープンラッシュとなりそうな2020年。

早速、グランピングのメッカ、静岡県と千葉県で新しい施設のオープン情報がリリースされましたわけですが、千葉県はグランピング施設が国内最多の25か所以上あり、静岡県も同じく20ヵ所以上あるグランピングがたくさんあるエリアになります。

2015年のグランピング流行元年から早5年。関東エリアでもグランピング施設の選択肢がだんだん増えてきました!

 

 

■2020年オープンの先陣を切った2グランピング施設はいずれも個性派!

伊豆シャボテン公園の「伊豆シャボテンヴィレッジ」、千葉の「アニマルグランピング:THE BAMBOO FOREST」」のいずれも個性豊かなグランピング施設です。

両施設の共通点として、近年、人気を博しているドームテントを採用している点があります。ドームテントといえば、関東エリアでは、群馬県の「温泉グランピングシマブルー」や「妙義グリーンテラス」、山梨県の「PICA FUJIYAMA」がありますが、今回は静岡県、千葉県でドームテント初登場となりました。

伊豆シャボテン公園の「伊豆シャボテンヴィレッジ」は、ドームテントと入浴設備、トイレなどを一体で施工した点では関東初の事例になります。

また、千葉県のアニマルグランピング「THE BAMBOO FOREST(ザバンブーフォレスト)」は動物園のアクティヴィが楽しめるというコンセプトでは、関東初の試みとなります。

伊豆シャボテンヴィレッジは上質な大人のグランピングを志向しているそうで、4歳未満の幼児の宿泊は不可となっています。一方で、千葉のTHE BAMBOO FOREST(ザバンブーフォレスト)は動物とふれあえることが特徴となっており、どちらかというと、ファミリー向けのグランピング施設といえるのではないでしょうか。

 

それでは、2020年オープンのグランピング2施設の料金情報や施設情報の詳細を紹介していきます。

 

 

■伊豆シャボテンヴィレッジ・グランピング(静岡県伊東市)

伊豆シャボテン動物公園の開園60 周年を記念して誕生したオフィシャルホテル「伊豆シャボテンヴィレッジ」に、2020年2 月16 日(日)、新施設として、ドームテント型のグランピング施設としてオープン。

「グランピング 伊豆シャボテンヴィレッジ」は、“伊豆シャボテン動物公園と隣接しており、徒歩0(ゼロ)分の立地にあるオフィシャルホテル「プチホテル」に併設してオープンします。

目の前には国の天然記念物「大室山」を望み、自然豊かな静岡県、伊豆高原でも屈指の絶景スポットにあるのが特徴です。

グランピングテントは、近年人気のドーム型テントが採用されています。

ドーム型テントは全3棟となっています。

伊豆シャボテン公園のグランピング ドームテントは3期

伊豆シャボテンヴィレッジ公式サイトより

 

グランピングで採用されている一般的なドームテントと同様、壁面は2 重構造となっており、外気温にかかわりなく室内は快適に保たれるため、快適に過ごすことができます。

最近オープンするグランピング施設はエアコン完備のところが増えてきており、特に断熱性に優れるドームテントかつエアコン完備のパターンが採用されるケースが増えており、グランピングを名乗る前提条件にはエアコン完備が当たり前となりつつあります。

伊豆シャボテン公園 冷暖房完備のドームテント内部は快適

PRタイムズ

 

今回のドームテントの施設として特徴的な点は、テントに連結したキャビンタイプのバスルームの存在です。一般的なキャンプとは一線を画す、バス、トイレ別の10.61㎡の空間がテントと一体で設置されています。

伊豆シャボテンヴィレッジ ドームテントと直結したコンテナタイプのバス・トイレ

PRタイムズ

 

テントの外に出ることなく、手洗いや洗面へ移動する不便がないことが画期的とのこと。

冬などテントの外に出たくない季節には、重宝しそうな機能です。

ドームテントのサイズは直径6mタイプとなっており、約28.26 ㎡のドーム内で広々と過ごすことができます。

部屋タイプは、『洋室』が宿泊定員2~5人でベッド・チェアーベッド完備、サイトの専有面積は広々の約150㎡~170㎡。室内面積は38.83㎡(ドームテント28.26㎡+バス・トイレ・洗面10.61㎡)となっています。

『Janpanese』と名付けられた和室タイプは宿泊人数が2~6人。布団での就寝となります。占有面積は約235㎡。室内面積は38.83㎡(ドームテント28.26㎡、バス・トイレ・洗面10.61㎡)となっています。

さらに3サイト目は『Janpanese Western』と名付けられており、部屋タイプは和洋室となっています。宿泊人数は2~5人で、文字通りベット、布団の和洋折衷となっています。

『Janpanese Western』の占有面積は約150㎡。室内面積は『洋室』、『Japanese』と同じく、38.83㎡(ドームテント28.26㎡、バス・トイレ・洗面10.61㎡)となっています。

気になる料金は、2名1室利用で、39,600円(大人1名19,800円~)となっています。

3名1室利用の場合は、56,400円(大人1名18,800円~)。4名1室利用の場合は、71,200円(大人1名17,800円)。以後、1名増えるごとにプラス17,800円の料金体系となっています。基本的に食事を施設側にオーダーすることが前提となっており、宿泊人数が増えたら割安になるという料金体系ではありません。

食材の持ち込みについては、食品衛生法上から、調理が必要な食材の持ち込みは不可となっていますので、BBQ用の生肉などは不可となっています。

団体利用については、7名までであれば、いずれかのグランピングサイトのデッキテラスで一緒に楽しむことができます。8名以上の場合は、各部屋に分かれての食事をとる必要があります。

また、幼児の受け入れについては、4歳以上からの受け入れとなっていますので、どちらかというと、大人のカップル向けのグランピング施設といえそうです。

 

ちなみにシャボテンヴィレッジの村長は、俳優の唐渡亮さん。

日刊ゲンダイの記事によると、キャンプ歴30年の趣味が高じて、今回新規オープンするグランピング施設の運営管理責任者に招かれたとのことです。

 

 


伊豆シャボテンヴィレッジ・グランピング

  • お風呂:室内完備
  • 主要な装備・設備:冷暖房完備、冷蔵庫完備
  • 子連れ:4歳未満は宿泊不可
  • 食材持ち込み:お菓子や飲み物など一部の食品は可(調理が必要なものは不可)
  • 食事スペース:ドームテント併設のデッキテラスにて
  • 住所・アクセス:静岡県伊東市富戸1317-590
  • 犬・ペット同伴:不可

 

 

■アニマルグランピング施設「THE BAMBOO FOREST」(千葉県市原市)

2020年春に千葉県市原市にオープン予定のグランピング施設。

関東初の動物とのふれあいを重点コンセプトにしたグランピング施設です。

アニマルグランピング施設「THE BAMBOO FOREST」はふれあい動物園「サユリワールド」に併設しており、「動物園ならではのアクティビティ」と「グランピング」を同時に楽しめる国内でも初めての施設となります。

バンブーフォレスト公式サイトより

 

アニマルグランピング施設「THE BAMBOO FOREST」では、例えば動物園ならではのアクティビティとして動物の飼育体験や「キリンと朝食」といった小さな子供や動物好きの女子が大喜びしそうな体験が可能です。

これらの触れ合いコンテンツは食事・アクティビティとして提供される予定で、大人1万円、子ども(5歳~小学生)5000円、幼児(2歳~4歳)、乳児(0~1歳)無料となる予定です。

宿泊設備は、グランピング専用のドームテントと可愛らしいデザインで人気のグランピングの定番ロータスベルテント、さらにはツリーハウス型のロッジの3タイプとなっています。

バンブーフォレストはドームテントとロータスベルテント

@PRESS

 

それぞれの宿泊料金は、ドームテントが1棟4万5000円~。ロータスベルテントが1張4万2000円~。ツリーハウス型ロッジは1棟4万2000円~となっています。

ドームテントは全部で3基、ロータスベルテントは2基、ツリーハウス型ロッジは1棟となっています。企画や運営は、滋賀県の人気グランピング施設、ステージクス高島を運営している㈱ケイトが受託しています。

 


THE BAMBOO FOREST(千葉県市原市)

  • 子連れ:
  • 食材持ち込み:一部可(調理が必要なものは不可)
  • 食事スペース:テント併設のデッキテラスにて
  • 過ごし方・楽しみ方:動物園
  • 体験アクティビティ:動物とのふれあい体験
  • 住所・アクセス:千葉県市原市山小川790
  • 車でのアクセス:館山自動車道市原鶴舞IC下車、国道297号を勝浦・大多喜方面30分
  • 犬・ペット同伴:不可

 

 

■北海道にあるアニマルグランピングもすごい!

「アニマルグランピング」というコンセプト。

気になったので、他のグランピング施設で事例がないか調べてみました。

すると、ありました。

先行して「アニマルグランピング」を実践している施設で、しかもかなりのインパクトがありましたので、ご紹介します。

施設名はノースサファリサッポロ。北海道札幌市の郊外にある動物園にあるアニマルグランピングはかなりのインパクトです。

アザラシと一緒に泊まれるコテージ、テント内にはマイクロ豚やカメレオン、フサオマキザル、ミーアキャット、庭にはアルパカなど、動物とふれあうという点では、究極のすごいグランピング施設です。

動物と一緒に泊まれるノースサファリサッポロのアニマルグランピング

ノースサファリサッポロ公式サイトより

 

珍しい動物と触れ合いたい方は、北海道まで行く価値がありそうです。

当然の約束ですが、貸出してもらう動物には、ふれあい方法やエサ、おやつについてあげ方についてレクチャーがあり、そのルールを遵守する必要があります。

めったに会うことができない動物と長時間、一緒にいられるという点で、他のグランピング施設にはない魅力的な施設といえるのではないでしょうか。

 

ノースサファリサッポロ

住所:札幌市南区豊滝469-1


 

 

■2020年2月以降のグランピング施設のオープン情報について

今年、2020年はかなりの数のグランピング施設がオープンしそうな勢いです。

グランピングスタイルで収集している情報だけでも、今回の2施設の開業情報だけでなく、千葉県の館山や長生郡、静岡県伊豆エリアをはじめ、関東近郊では長野県、茨城県でも複数の開業情報があります。

また、関西エリアでは、滋賀県高島市や京都府宮津市、兵庫県丹波市、兵庫県神戸市、兵庫県豊岡市でもグランピング施設のオープン予定があります。中四国エリアでは、インバウンドで人気の“しまなみ”や鳥取県でもグランピング施設の開発準備が進められています。

全国、あちこちに個性的な施設がオープンし、選択肢が広がるとともに、自然を通じた余暇の良さがもっともっと身近に感じられる環境が整いつつあるようです。

 

 

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