【関西】女子旅グランピング GRAX体験レポート@るり渓温泉

 

京都府南丹市「るり渓温泉」にあるグランピング施設「GRAX」を体験してきました

施設内の設備や食事について、トイレ事情、持って行くべきものなど体験したうえでご紹介していきます。

GRAXは2016年夏にオープンしたばかりの施設で、自然溢れる「るり渓」の抜群のロケーションが魅力です。しかも大自然溢れる高原でグランピングできるだけではなく温泉やカフェ、レストランが併設されている丸一日楽しめる高原リゾートエリア。もはや定番となった女子旅にぴったりなグランピング施設でした。

大阪からわずか約1時間半というアクセスの良さもポイント。美しい自然を気軽に目いっぱい堪能することができました。

 

■こちらもあわせてご覧ください。京都では日本海に新しいグランピング施設が続々とオープンしています

美しい渓谷の中でグランピング

GRAXは、るり渓という府立自然公園にも指定される景勝地に位置します。園部川が流れる渓谷は全長4kmにも及び、ハイキングなど自然や景色を楽しみに来る人が多いのだそう。

そんな美しい自然の中で近年流行りのグランピングできるのがここGRAXです。グランピングは一般的なキャンプとは違い、BBQコンロやテントなどの大きな機材や食器類などを必要としません。

手ぶらで来ても楽しめるため、「キャンプって難しそう」「そもそも機材を持っていない」というアウトドア初心者の女子でも楽しめます。

高原の上にあり、緑も多いため空気が美味しく感じました。

センターハウスで受付を済ますと、まずセンターハウスの営業時間や注意事項、火の起こし方の説明、食事メニューの紹介、食器の返却について、朝食についてなどなど様々な注意事項や案内をスタッフから受けます。

最初にこと細かに説明を受けられるので、「キャンプどころかグランピングすら初めて…」という場合でも不安を感じることなく楽しめそうです。

 

アウトドア初心者でも安心の備え付きテント

GRAXに入場すると、テントやキャンピングカー、ログハウスなどがずらっと並んでいます。テント1つ1つのすぐそばに駐車スペースがあるため、大きな荷物を抱えて歩く心配もありません。荷物が多くなりがちな女子だけのグランピングでも安心です。

 

今回はテントに宿泊しましたが、既にテントは設置されているためなんの手間もなくキャンプを始められました。

テントの組み立ては私のようにアウトドアに慣れていない人間にとって難しい作業ですし、なにより面倒。そんなワガママ女子でも安心な環境です。

 

テントを組み立てるのがキャンプの醍醐味の一つなのかもしれませんが、流石グランピング、手軽に楽しめてしまいます。

周りのお客さんの中には、自分たちでテントやデッキ部分を飾りつけしている姿も見られました。ちょっとした工夫でよりインスタ映えさせることができるので、SNS好きの方は写真映えを意識した小物類などを持ち込むのもいいかもしれません。

 

テントの中は設備がバッチリ整っていてまるで部屋のよう

テント内は外から見るより断然広く、冷蔵庫などの電化製品やベッドなどが用意されており、カーペットまで敷かれています。テントというよりは、ビジネスホテルの1室のようなイメージでしょうか。

それにしても、テントと言えば寝袋が付き物というイメージだったので、ベッドがあることは嬉しい驚きです。

 

また、テント内には定員4名が横になれるスペースが充分にありました。「狭くて寝苦しい…」ということにはならなさそうです。ただし、パジャマは用意されていないので、寝間着が必要な方は持ち込むようにしましょう。

テントと言ってもちゃんと電気が通っているので、スマホの充電やスピーカーなどを使用することもできてしまいます。アウトドアでありがちな充電ができなくて困るという問題が発生しないのはありがたいですね。

また、冬季は写真のようにテント内にコタツが設置されており、ストーブもあるため冬の寒さ対策もしっかり行われていました。コタツで暖まりながら遅くまで喋ったり、カードゲームをしたりと穏やかな時間を過ごせます。

しかも受付を行ったセンターハウスでは、UNOやトランプといったカードゲームや、ジェンガなどのアイテムの無料貸し出しも行っています。スナック菓子やアイスクリームなども販売されているので、秋や冬の長い夜もコタツでくつろぎながらワイワイと楽しく過ごせそうです。

 

アメニティ類もテント内にバッチリ完備

テント内にあるのは電化製品やベッドなどだけではありません。コーヒー、歯ブラシセット、タオルといったアメニティ類もキチンと完備されています。

一般的なキャンプ場ではこういったアメニティがあまりなく、不便に感じることも多いですよね。特に女性にとってアメニティの有無は重要な要素でしょう。

GRAXでは基本的なものは全て揃っているので、基本的に困ることはありません。アメニティを持ち込む必要がないので、最小限の荷物で済むのはありがたいですね。

 

 

デッキにはテーブルやBBQコンロが用意

各テントにはそれぞれ木製のデッキスペースがあり、テーブルやイス、BBQコンロなどが設置されています。ハンモックもあるため、ゆらゆら揺られながらお昼寝したり、読書をしたりとのんびり過ごせます。

ただし、ついつい居眠りをして日焼けしすぎないよう気を付けましょう。

 

 

テーブル部分には、タープの屋根もあるため日差しや雨などを気にすることなく食事が楽しめるようになっていました。

アウトドアを楽しみたいけど日に焼けたくないという女性は多いはず。グランピングにきたものの、BBQをしている間に日に焼けてしまわないか心配だった私も屋根があって一安心でした。

周りのお客さんにはいくつかのテントに分かれて宿泊し、1つのデッキに集合している方々も見受けられました。テント自体には大人数で宿泊できませんが、いくつかのテントに分散して泊まれば賑やかなBBQを行うことも可能なようです。

テントやキャンピングカー、ログハウスと様々な形態があるので、それぞれに分かれて宿泊し、行き来するのも楽しいかもしれませんね。

寒い冬こそキャンプファイヤー

GRAXは標高500mもの高原の上にあるため、冬の寒さは厳しいものとなります。公式ホームページによれば、1~2月は最高気温が10℃を下回ることもあり、氷点下まで達することもあるのだそう。

テント内にストーブやコタツを設置するなど、GRAXも施設をあげて寒さ対策を施していますが、それでも防寒具は必須となるでしょう。

 

デッキ部分には薪をくべるスペースがあり、ミニキャンプファイヤーを行うことが出来ます。薪はセンターハウスにて1束1500円で購入できます。火を囲みながらお酒を飲んだり、食事したりできるようにテーブルと一体化したような形状でした。

 

火を見つめていると何故か安らぐもの。友人や家族あるいは恋人と、火を囲んでゆっくりと会話を楽しめそうです。キャンプファイヤーを燃やしてコーヒーを飲みながら、星空の下語り合う時間は思い出に残ること間違いありません。

ただし、冬場はオフシーズンということもあり他のお客さんをあまり意識することなく自由に楽しめるという良さがあるものの、デッキの木が凍りつくほどの寒さになることもあるようです。冬季の利用はコートやブーツなどを着用して万全の態勢を整えましょう。

 

食材を取りに行き、いざバーベキュー

BBQのセットはセンターハウスで受け取りが可能。食器の入った箱、炭の入ったバケツ、調理器具の入ったキャリングシンク、食材などが棚に入っており、これらを自分たちのテントへ持ち帰るスタイルです。

おすすめの調理方法や、炭の起こし方、調理方法などが写真付きでわかりやすく記載されたマニュアルが貰えるため、料理が苦手でも安心です。

ここで驚かされたのが、野菜類が取り放題だということ。棚にズラッと並べられたトマト、ピーマン、玉ねぎ、サツマイモ、じゃがいも、ナスビ、エリンギ、きゅうりなど多種多様な新鮮野菜を好きなだけカゴに詰めることができました。

 

サラダバー感覚で好みの野菜をたくさん取ることができ大満足。食材を自分で好きなだけ選ぶことができるのは嬉しいポイントでした。

しかも、マニュアルには「ホイル焼きがおすすめ」「焼き野菜がおすすめ」「サラダがおすすめ」など、野菜の食べ方も記載されています。そのため、たくさん種類があっても迷うことなく野菜をチョイスできるようになっています。

 

センターハウスで受け取った野菜などは共有スペースの炊事棟で調理します。テントにはもちろんキッチンなどはないので、こちらで食材を洗ったりカットしたりできるようになっています。みんなでワイワイと調理するのも林間合宿のようで楽しいものです。

包丁やまな板、ハサミ、ピーラーなど調理に必要なものは全て揃っているため、調理器具なども用意する必要はありません。

こちらの水道は飲料水になっているため、飲み水や調理用の水はここで汲んでおきましょう。水を汲むためのウォータージャグはセンターハウスで貸出して貰えますが有料なので、水筒やペットボトルなどがあると便利かもしれません。

BBQセットはビーフ・ポーク・骨付きチキンなどボリューム満点

BBQセットには豪快アンガス牛ステーキ、丹波高原豚のブロックステーキ、骨付きチキンの三種類のお肉が用意されています。他にもピタパンやホットカプレーゼなどもあり、デザートにマシュマロまでついています。

ピタパンは袋状になっているため、焼き野菜やお肉などを詰めて食べると絶品。マニュアルにはもちろんピタパンのアレンジ方法も載っています。

 

ホットカプレーゼはスキレットにトマトを切って並べて、塩コショウ、チーズ、バジルを散らし加熱すれば完成の簡単メニュー。これなら料理が苦手な方でも美味しいホットカプレーゼができちゃいます。お酒にもぴったりです。

このようにBBQは盛りだくさんの内容でボリューム満点。女子だけだと食べ切れないかもしれません。

 

こういったBBQ料理は、一つ一つ写真付きのマニュアルで解説されています。アウトドア慣れしていないと料理手順や焼き加減など戸惑うこともありますが、このマニュアルがあれば問題ありません。

また、センターハウスではウインナーやパン、チーズフォンデュ、ホットチョコレートなどの追加食材も販売されています。

GRAXでは食材や飲料の持ち込みは禁止されていますが、オプションで豊富な食材を取り揃えてくれています。追加のオーダーは夜20:30まで可能なので、食事を始めてから食材が足りなくなっても後から注文することが可能です。

特にアウトドア初心者だとどれくらいが適正なボリュームなのかなかなか判断しにくいもの。足りないと感じたら後から追加で注文できるというのは嬉しいですね。

 

センターハウスは飲料も豊富

センターハウスには、ジュースやお酒などドリンク類も数多く販売されています。「美山牛乳」や「丹波黒豆茶」、「能勢ジンジャーエール」、「桜川サイダー」といった周辺地域の名産を中心に取り扱っていました。

 

アルコール類も同様で、京都ビールや天橋立ワインなどその土地ならではのモノが販売されています。訪れた土地だからこその味を楽しむのも旅の醍醐味ですよね。地ビールやワインの飲み比べなんかも楽しめそうです。

ワインオープナー、ワイングラス、ワインクーラーといったアイテムも無料でレンタルできます。

アウトドア初心者には安心サポート

BBQを行うためにはなによりもまず火を起こす必要がありますが、写真つきのマニュアルで丁寧に解説されているため慣れない方でも簡単にできます。

炭と薪、着火剤が写真のようにバケツに入った状態でセンターハウスにて受け取れます。

着火剤を置いて、薪を置き、炭を乗せて着火。炭が焼けて白っぽくなってきたら完成です。案外簡単に火がつくので、心配はいりません。

ちなみに、もし上手く火起こしができなかったり、不安に思ったりしても大丈夫。GRAXではスタッフの方が施設内を巡回しており、スタッフの人が丁寧に教えてくださいます。困っていればスタッフさんが手伝ってもくれるので、アウトドアが苦手な女子でも安心してBBQを始められます。

 

火起こしはなんとかできたものの、火加減の調節などはやはり慣れがいるのか、上手くできなかったのでスタッフさんに頼りました。強火、中火、弱火となるように炭の位置を調整するのがコツなのだとか。

気軽に声をかけられるようスタッフが巡回してくれているのは助かりますね。

スタッフさんに頼りつつなんとか火を起こすことはできましたが、追加で注文したスモークは少しコツがいるようでした。こちらもスタッフさんに尋ねると丁寧に教えていただけました。

そのおかげもあって香ばしいスモーク料理が完成。香ばしい香りがたまりませんでした。

 

今回はBBQを堪能しましたが、冬季には「丹波黒どりと大黒本しめじのとりすき鍋プラン」や「プデチゲ鍋プラン」といった鍋のプランもあるようです。冬ならではのグランピングが楽しめることでしょう。

野菜が美味しいアヒージョもおすすめ

豊富な野菜をアヒージョで楽しむこともできます。

テントにはBBQコンロ以外にも、卓上のガスコンロも設置されており、オリーブオイルやニンニク、鷹の爪といった調味料類もセンターハウスで貰えます。

そのためBBQコンロでお肉を焼くかたわら、ガスコンロでアヒージョ作りができるのです。新鮮野菜で作るアヒージョがあれば、ワインやビールなどのお酒がより美味しくなること間違いありません。ついつい飲み過ぎないように注意が必要でした。

卓上ガスコンロがあるおかげで、お肉が焼けるのをただ待っているのではなく、他の料理を作る時間に回せるので効率的でした。

 

デザートはマシュマロとチョコでスモアタルト

BBQセットにはマシュマロとチョコがクッキーの器に入ったデザートセットも含まれています。このマシュマロとチョコをクッキーの器に乗せたまま、BBQコンロで温めていきスモアタルトを作ります。

するとマシュマロが膨らみ、チョコがとろーりと溶け、甘い匂いがたちます。ほどよくとろけたらクッキーごとガブっといただきましょう。口の中に広がる甘みとチョコの香りがたまりません。

 

お肉や野菜などたっぷり食べても、〆のデザートは別腹で美味しくいただきました。最後までボリューム満点のお食事で大満足でした。

一般的なキャンプでは食器を洗う必要があることも多いのですが、食べ終わったあとの食器類は洗わずに汚れたまま返却してOKです。

 

こういった部分でも楽ができるのがグランピングならではですね。煩わしいことは全て施設側が負担してくれます。

センターハウスで食器を返したら、そのまま次の日の朝食の食器を受け取ります。

グランピング宿泊者は「るり渓温泉」を割安利用

GRAXから歩いてすぐそばの場所にある「るり渓温泉」は、グランピング宿泊者なら割引価格で利用可能です。BBQでかいた汗を流すのはもちろん、岩盤浴や足つぼ・ヘッドスパといったマッサージも楽しむことが出来る施設になっています。

 

るり渓温泉の料金システムは、「お手軽入浴プラン(温泉のみ)」「全館利用プラン(温泉+ランタンテラス)」の2パターンに分かれています。

お手軽入浴プランは通常大人平日700円・土日祝800円、全館利用プランは通常大人平日1500円・土日祝1800円で利用することができます。グランピング宿泊者はここからさらに割引があるため、お得に利用できます。

なんと、温泉利用だけならグランピング宿泊者は無料でOK。無料で雑誌や漫画が読み放題のくつろぎスペースである「ランタンテラス」を利用する際でも約半額の800円で利用できます。汗をたくさんかく夏にも、芯が冷える冬にも嬉しい特典ですね。

しかも、通常であれば1日の利用ですが、グランピング宿泊者は2日間での料金設定です。つまり、チェックイン日にも、チェックアウト日にも温泉を気軽に楽しむことができてしまいます。

るり渓温泉では肩こりや疲れを癒すラジウムを多く含む放射能泉が楽しめます。肩こりに悩む女性にぴったりの泉質となっています。

他にも、露天風呂や温泉プール、ジャグジー、サウナなども楽しめるスパリゾート施設です。

さらにるり渓温泉ではお土産として、「丹波黒豆きな粉ロール」や「高原チーズケーキ」といったスイーツや各種の地元サイダーなどの販売もされています。お土産購入のためにも、帰りに立ち寄るのを忘れないようにしましょう。

 

岩盤浴やマッサージで癒される

先ほどもご紹介した通り、るり渓温泉では温泉以外にも岩盤浴やマッサージなどの様々なリラクゼーションを受けることもできます。

他にも、角質を食べてくれる魚「ガラ・ルファ」による「フィッシュテラピー」や、星空のような光・ヒーリングミュージック・マイナスイオンでリラックスできる「摩訶不思議の部屋」、よもぎとハーブをじっくり煮出した蒸気で下半身を温め血行を促進し、アンチエイジング、美肌、不眠、ストレス解消にも効果があると言われる「ハーブテント」などなど様々なリラックス・美容のためのサービスがあります。

グランピングでたっぷりと非日常を味わったうえに、様々なリラクゼーションを受けられるのはとても贅沢な体験ではないでしょうか。

 

ただし、こうしたリラクゼーションはランタンテラス利用者のみのサービスとなっているため、癒しを求める方は【全館利用プラン】がおすすめです。

様々なリラクゼーションで、日頃の疲れをしっかりと癒してもらいましょう。

朝食はホットサンド作りに挑戦

朝食は食材のセットを受け取ってホットサンドを作りました。こちらは近くのカフェ「カフェ・ガーデンズ」で受け取ることができ、平日は【7:30~8:30】土日祝は【7:00~8:30】の間に食材を受け取ることができます。

少し時間が早くまだ寝ぼけまなこでしたが、朝の爽やかな風の中、散歩がてら歩いているとだんだん目が覚めました。早起きして自然の中を歩くのは独特の気持ちよさがありましたよ。

朝食のサラダはビュッフェスタイルになっており、夕食と同様に好きなだけ野菜を取ることが出来ました。レタス、パプリカ、インゲン、ポテトサラダなど、色とりどりの野菜がたくさん揃っています。野菜好きにはたまらないサービスです。

ホットサンドパンで焼くと、ランタンの模様がついたかわいらしいホットサンドの出来上がり!インスタ映え間違いなしとスマホ片手にパシャパシャと写真を撮っている女性の姿も見られました。

卓上ガスコンロを使って強火で2~3分ハムやチーズなどの具材を挟んだパンを挟んで焼くだけなので、とても簡単でした。

朝はあまり強い方ではありませんが、自分で調理していると香ばしい匂いにそそられて気付いたらたくさん食べてしまっていました。以外にボリュームがあって朝食としては十分な量です。

 

ドリンクをセンターハウスで受け取る

ドリンクはセンターハウスに用意されており、スムージーやスープをセルフでいただきます。

この時は、「バナナとベリーのスムージー」「イチゴとバナナのスムージー」「小松菜とバナナのスムージー」「パインとりんごのスムージー」の4種類が用意されていました。食材にしてもドリンクにしても、選択肢が豊富なのは嬉しいですね。

 

どれも飲みやすく美味しかったので、朝から健康的でおしゃれな食事ができました。

スムージーの他にも、紅茶やコーヒー、ココアなど定番のドリンクもありました。

食べ終わったらゴミを片付けて、チェックアウトの手続きを済ませましょう。

グランピングは始めから終わりまで手軽

キャンプと言えば、BBQコンロやお皿、ナイフ・フォークなどたくさんの洗い物がつきもの。後片付けのことを考えるとうんざりして出かけたくなくなる女性も少なくないでしょう。

GRAXではご紹介した通り、一切お皿など食器類を洗う必要がなく、そのままセンターハウスに返すだけです。使った食器類などは洗わずそのまま返せるのですから、後片づけは何もする必要がありません。

最初から最後まで楽ちんに楽しめるのがグランピングの良さだと改めて実感しました。

 

今回自分たちで行ったことと言えば、食材や機材を取りに行き、火を起こして焼いただけ。テントを組み立てたり、BBQコンロを運んだりといった面倒な作業や力仕事は一切していません。

 

むしろごくごく簡単な、食材や機材を受け取りに行くということすらも面倒に感じてしまうほどお手軽に楽しめました。グランピングのお手軽さには良い意味で驚かされました。

グランピングなら誰でも気軽に楽しめそうです。

 

トイレや洗面は共有スペース

各テントにはトイレや洗面所がないため、共用のトイレを利用します。共用のトイレに抵抗を感じる女性もいるかもしれませんが、いずれも清潔感ある綺麗な建物でした。

一般的なキャンプ場でありがちな臭いや汚れが気になるといったこともありません。また、しっかりと水洗式のトイレが完備されていました。

GRAXは標高500mもの高原にあるということで、トイレ事情が心配ごとの一つだったのですが杞憂だったようです。

グランピングに持って行った方がいい「あると便利な」4つ

ここで、実際にGRAXでグランピングを体験したうえで感じた「これは持って行った方がいいかも」と思うものを4つご紹介します。

もちろん基本的に手ぶらでも楽しめますが、初グランピングの方はぜひ以下のことを参考にしてみてください。

 

1.持ち運びやすいカバン

持ち運びしやすいカバンがあると便利でしょう。なぜなら、テントにはもちろん部屋のような鍵はありません。入り口はファスナーで閉まっているだけなので、施錠することができず極端な話誰でも出入りすることができてしまいます。

 

そのため、ポーチやリュックなど貴重品を持ち運ぶためのカバンがあった方が安心です。テントの隣に駐車できるため、貴重品は車内に入れて車の鍵だけ持ち歩くのも良いでしょう。

食材を取りに行ったり、水を汲みに行ったり、トイレやるり渓温泉に行ったりと、テントを離れることもしばしば。貴重品はできるだけ常に持ち運びできるようにしてる方が安心してグランピングを楽しめることでしょう。

 

2.ランタンなどの照明道具

高原にあるため街の明かりなどはなく、当然ながら夜は結構暗くなります。食事の際は、BBQコンロやミニキャンプファイヤーなどの火があってもあまり周りがよく見えませんでした。

センターハウスでレンタルのランタンをお借りしましたが、それでもよく見えずスマホをライト代わりにすることもありました。季節や天候にもよりますが、なんらかの照明器具があった方が安心かもしれません。

 

3.パジャマなどの着替え

BBQを行うと当たり前ですが煙で服が臭くなります。そのままでは臭いが気になること間違いなしなので、翌日に臭いを持ち越さないためにも着替えは必ず持っていきましょう。

特にウールなど臭いがつきやすい服を着ることの多い、秋から冬にかけては要注意です。汗をかかないからと十分に着替えを持って行かないと困るかもしれません。

また、テント内にパジャマは用意されていないので、その点も注意が必要です。パジャマになるような服を持って行くようにしましょう。

 

4.水を汲むための水筒

テントにはキッチンなどはなく、水道設備もありません。水は炊事棟まで汲みに行く必要があります。炊事棟に近いテントならいいのですが、そうではない場合や、雨などで地面がぬかるんでいる場合はめんどうに感じることでしょう。

水筒やペットボトルなどでまとめて汲んでおけば便利です。これで水が必要になるたびにいちいち炊事棟まで足を運ばずに済みます。

水を運ぶウォータージャグをレンタルすることもできますが、有料なので持参することをおすすめします。

 

GRAX(グラックス)はアウトドア初心者にこそおすすめ

グランピングはアウトドアにおける面倒なこと、難しいことを全て施設側が行ってくれます。そのため、アウトドア初心者や苦手な方でも、アウトドアの楽しい部分だけを存分に味わえます。

キャンプの大変な部分を取り除いて、楽しい部分だけを味わえるグランピングは女子旅をはじめとした、女性のおでかけにぴったりではないでしょうか。

ある程度の準備は必要ですが、通常のキャンプに比べれば必要なアイテムはグッと少なくて済みます。

しかも、美しい渓谷の景色や温泉、岩盤浴などのリラクゼーションも同時に楽しめるGRAXなら、最高の思い出ができること間違いなしです。

GRAX施設情報

  • 住所:京都府南丹市園部町大河内広谷1-14
  • Tell:0771-65-5001
  • 料金:大人1人 9,000円〜
  • 営業時間:チェックイン:14:00〜17:00
  • チェックアウト:8:00〜10:00
  • 管理棟営業時間:7:00〜22:00(正面ゲートは19:00〜翌8:00の間は施錠)
  • 年中無休
  • 無料レンタル機材:ブランケット、カードゲーム、ジェンガ、ワインオープナー、ワイングラス、ワインクーラー、幼児用食器セットなど
  • アクセス:京阪神からおよそ1時間
  • 駐車場:1区画1台。場外駐車場有り

 

 

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