2020年に千葉県で新しくオープンしたグランピング施設を紹介します。
「Sport&Do Resort リソルの森」に開業したグランピングエリア「グランヴォースパヴィレッジ」。
当初は2020年春の開業が計画されていましたが、コロナウイルス蔓延の影響で施設全体が休業したこともあり、7月1日の営業再開にあわせてオープンの運びとなりました。
目次
コテージやテント泊など種類も数も千葉県最大級のグランピング施設
リソルの森の宿泊施設は数も種類も豊富です。
今回新設されたグランピングエリア「グランヴォースパヴィレッジ」内には、8張の「テントキャビン」、4室の「グランピングヴィラ」、29室の「テラスハウス」、定員2~6名でキッチン完備で長期滞在に向く「グランテラス」11室が用意されています。
グランピングゾーンのグランヴォースパヴィレッジ内だけで合計52棟のグランピングテントやログハウスが立ち並ぶ、千葉県で最大級のグランピング施設です。
そのほかにも16階建ての「ホテルトリニティ書斎」は3タイプのスイートルーム40室、ログハウスの「コミュニケーションハウス」が25室、1棟貸切りで8名まで宿泊可能な「ペットヴィラ」も2棟完備です。これだけの規模の宿泊エリアがあるので温泉や食事スペースも充実しています!
それでは次はグランピングにあると嬉しい温泉を紹介します!
リソルの森グランヴォースパヴィレッジは温泉がすごい!
リソルの森の100万坪の広大な敷地内には、ホテルやレストランなど様々な施設がありますが、今回のリニューアルの目玉はグランピング施設と天然温泉の露天風呂を持つ温浴施設「紅葉(もみじ)乃湯」です。
天然温泉の大浴場は新築。おしゃれで開放感のある建物で温泉にゆっくりできるゴージャスで快適なグランピングが実現しました。温泉付きなので寒い冬でも快適なグランピングが実現できそうですね!
千葉県のグランピング施設には温泉が完備されている施設が少ないので、リソルの森はポイントが高いです。
お子様連れや女性グループのグランピングには“快適で清潔なお風呂”は欠かせません。リソルの森は今後、人気グランピング施設になりそうです!
「紅葉乃湯」の1階には、スイスワインも楽しめるカフェバー「BARもみじ」があり、階段で地下に降りると浴場がある造りです。天然温泉の泉質は(ナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉)、湯は少し黒褐色がかっていてガスを含んでいて保温効果は抜群。
この温泉は「グランヴォースパヴィレッジ」と「ホテルトリニティ書斎」の宿泊の方のみ利用可能で、ゆったりとリラックスできます!
ちなみにホテルトリニティ書斎は16Fだての豪華ホテルで、グランヴォースパヴィレッジでのチェックインチェックアウトの受付場所にもなっています。
リソルの森グランヴォースパヴィレッジのコンセプトは「スイスの森の暮らし」
「グランヴォー」という名前の由来は、1979年に長柄町にある「長柄ふる里村」とスイス旧グランヴォー(2011年にグランヴォーはブール・アン・ラヴォーに統合)が姉妹協定を結んだことが由来なのだそう。
グランヴォーはレマン湖のほとりにありスイスワイン造りでも有名で、昭和天皇も訪れたられた由緒正しい場所です。
リソルの森のグランピングエリア「グランヴォースパヴィレッジ」は、まるでスイスにいるかのような森に寄り添う暮らしを気軽に体験できることをコンセプトにしています。
リソルの森には、他にもスイスとのつながりを表現した施設もあります。
夏は大人気となるレマン湖の形をモチーフにした全長130mの大型屋外プール「ラク・レマンプール」。他のグランピング施設を寄せ付けない圧倒的なサイズ感のプール、夏場の子連れファミリー旅行に欠かせないプールの存在感が桁違いです!
リソルの森は1泊2日では物足りないほど施設が充実
東京ドーム70個分の敷地を誇るリソルの森には、グランヴォースパヴィレッジのエリアやレマン湖を模した全長130mの大型屋外プール「ラク・レマンプール」以外にも多くの施設があります。
自然共生型アドベンチャースポーツ&パーク「フォレストアドベンチャー・ターザニア」はファミリーには大人気のエリア。
またスポーツ選手や学生クラブの合宿にも利用されるリソルの森には、ウェルネス施設「メディカルトレーニングセンター」「リソルクリニック」なども整備されています。
お風呂も先ほど紹介した「紅葉乃湯」のほかに大浴場「長柄カルナの湯」、社員旅行や団体旅行の際に重宝する会議室やホールも「森のホール」「フォレストアカデミー」、さらにはゴルフ場「真名カントリークラブ」も併設されており、もはやないものを探す方が難しいくらいです。
ブライダルも受け付けていて、森のリゾートを活かしたガーデンウェディングやホテルウェディングなども開催。
コロナの影響で結婚式が延期になっている方も多い中、ガーデンウェディングやグランピングウェディングはポイントが高いですね!
リソルの森グランピング「グランヴォースパヴィレッジ」は高評価のクチコミが多い
紹介してきたようにリソルの森グランピングは、規模感や施設のバリエーションが千葉県トップクラスのグランピングということもあり、旅行サイトでも高評価の口コミが散見されます。
大手予約サイトの口コミには「朝食のバイキングがよかった」や「ログハウスがリフォームされて清潔感があってよかった」という声も。
「グランピングエリアに隣接して大浴場が新しく整備され、移動がスムーズになった」など、今回のリニューアル工事をプラス評価するクチコミも、早速ありました。
グランヴォ―(スイス)と千葉県長柄ふる里村の関係
少し紹介しましたが1971年に昭和天皇皇后両陛下はグランヴォーにある世界遺産のブドウ畑を訪れられたそうです。
天皇陛下のご訪問がきっかけとなりグランヴォーと長柄ふる里村は強い絆で結ばれ、訪問団による交流やワインの交換などが行なわれたそうで、同年には姉妹提携が行なわれ、それ以来グランヴォ―(スイス)と千葉県長柄ふる里村は日本とスイスの友好のシンボルとなっています。スイスと深いつながりを持つ日本国内の各地を紹介する『スイス・グランドツアー in Japan』でも千葉県長柄町は重要な場所の1つとして紹介されているそうです。
リソルの森グランピング「グランヴォースパヴィレッジ」のコロナ対策
withコロナ時代のオープンということもあり、グランヴォースパヴィレッジでも新型コロナウイルス感染予防対策は万全が期されています。
まずAIコンシェルジュを活用した事前案内などを実施。チェックイン時には極力話をしない紙での案内、客室用のスリッパの使い捨てなどが取り組まれています。
感染リスクが懸念される大浴場についてもコロナ対策が徹底。「紅葉乃湯」は時間短縮および予約制に変更するなどが実施されています。
夏季のラク・レマンプールはナイトプールも実施
夏季のラク・レマンプールは、日没後もナイトプール(中学生以上のみの入場)が実施されています。7月のナイトタイムは1100円、8~9月はデイタイム大人2200円、子供は半額になり、ナイトタイムは1100円が予定されています。
ナイトタイム開催日は週末などの特定日になっているので、事前に確認が必要です。
リソルの森は“食”も選択肢が豊富で充実
リソルの森の敷地には、食事可能な「和食処 翠州(すいす)亭」「レストランスポール」「レストランブローニュ」のレストランがあります。
またグランピングゾーンの「グランヴォースパヴィレッジ」には、カフェ「グランヴォ―カフェ」、カフェバー「BARもみじ」が。
特にグランヴォースパヴィレッジすぐ近くの「和食処 翠州亭」は、旧スイス大使館という特別な建物。登録有形文化財に登録されている歴史的建造物で食事ができるなんて、そうそうできる体験ではありません!
グランピングとはちょっと趣は異なりますが、美しい枯山水庭園に囲まれ会席料理がいただけます。8月31日までは宿泊者しか利用ができないので、ランチなどで是非訪れてみたいお店です!
このようにリソルの森にはたくさんの食事ができる場所があります。同じ食事内容だとグランピングも1泊2日が前提になってしまいがちですが、リソルの森のレストランのバリエーションなら連泊しても楽しめそうですね。
政府から発表されたGo To キャンペーンは1泊ずつ割引が適用されますので、連泊でお得にゆっくりアウトアドアリゾートを楽しむのもおすすめです。
施設名:リソルの森 グランヴォースパヴィレッジ(グランピングエリア)
所在地:千葉県長生郡長柄町上野521-4
アクセス:
■アクアライン〜圏央道を利用の場合、アクアラインから圏央道に乗り、茂原長柄スマートICで降り、一般道で約5分です。
■東関東自動車道、京葉道路を利用の場合、東関東自動車道または京葉道路で千葉東金道路・大宮ICから千葉外房有料道路に乗り継ぎ、板倉ICで降り、一般道で約5分
■電車を利用の場合、JR外房線「誉田駅」または「土気駅」より無料送迎バスで約20分
リソルの森グランヴォースパヴィレッジの詳細やこの夏の予約は、グランピング予約専用サイト「リゾグラ」が便利です。